美術品の極の記事一覧

西岡小十 作  『斑唐津ぐいのみ』

西岡小十 作   「斑唐津ぐいのみ」

商品の詳細⇒http://www.bijyutsu.jp/products/detail.php?product_id=573

 

西岡小十先生の作品のご紹介をさせていただきます。

やさしいピンクの窯変。白い釉薬は薄く掛けられ底までとどいておらず、奥ゆかしく、

均整のとれた形。

ご覧いただければ、形の美しさ・窯変に目を奪われます。

 

お酒を注ぐと優しい雰囲気に包まれ、手に取ると柔らかい物に触れているかのように

そっと触れたくなります。

 

是非、コレクションに加えていいただきたい逸品です。

井上萬二 白磁壷

純白の白磁といえば、人間国宝の井上萬二先生です。

ファンの方も多く、弊社サイト『美術品の極』でも問い合わせが多い作家の一人です。

さて今回はその井上萬二先生の白磁の壷をご紹介したいと思います。

ご覧下さい、この純白の輝きそしてこの形を。

(商品の詳細は写真をクリックしてください)

この形も轆轤(ろくろ)から生み出されます。

白磁の人間国宝は轆轤の名人でもあるのです。

端正な姿・・・、どちらかというと愛らしい形といえましょう。

サイズも程よい大きさで、いろいろな広さのお部屋に置いて楽しめそうです。

また、高台の削りが素晴らしく、見所の一つです。丸みを帯び横に広い体を

シャ-プに削り取られた高台が支えます。

相反する要素が、絶妙なバランスで一つの壷を構成しているのです。

今まで、壷類を購入されたことがない方にも自信を持ってお勧めできる作品かと思います。

 

 

 

三輪龍作(現 十二代 三輪休雪)

三輪龍作(みわ りゅうさく)

「愛文酒盃」

三輪龍作先生の世界感は、可視化(実際に見えないものを見る・感じる)を表現される。

この酒盃も、誰かが思いを発してくれているように感じる。

ハートが上向きだったり、下向きだったり、盃の中を覗き込むとキュートなハートがまた一つ・・・。

仕事が終わり、誰かに思いを馳せながら一人呑むお酒、そんな至福の一杯のお供にいかがでしょうか?

 

昭和15年(1940)十一代三輪休雪(三輪壽雪)の長男として生まれる。

本来は叔父(十代三輪休雪)の養子となった弟・三輪栄造氏が継ぐことになっていたが、

平成11年(1999)他界したため、平成15年(2003年)十二代 三輪休雪を継いだ。

長州藩御用窯を務めた400年続く萩の名門窯に生まれながらも、伝統文化の環境に縛られることなく、

焼き物を自己表現として造形的な作品を作り続けてきた。

造形的な作品のモチーフは、ハイヒール・唇・乳房・頭蓋骨といった身体の一部を使い、人の深層心理を飾る

ことなく表現しており、日本映画の映像に出てくるより、アメリのようなフランス映画で使われるほうが向いて

いるように今までは感じていました。

昨年「てふてふ展」を拝見しましたが、純白の雪のような釉薬がどっぷり掛かっている上に、

てふてふ(てふてふとは蝶々の旧仮名使い)が1匹止まっており、春を楽しむてふてふの小さな温もりを感じ

させてくれる作品を観て、今までの「愛(エロス)」とはまた違う愛の表現のように感じました。

亡くなった弟・三輪栄造氏への想いかもしれません。

現代と伝統(名門窯)の世界の中で自らの表現を追い求め、常に歩みを止めない三輪龍作氏の作品から

これからも目がはなせない。

 

 

三輪龍作 作  愛文酒盃

商品の詳細は写真をクリックしてください。

 

ぐい呑のカビ対策 ~Twitter での出会い~

先日、私のツイッターhttp://twitter.com/#!/bijyutsu_kiwamiで、ぐい呑に出来たカビについて、お話しする機会がありました。

萩や唐津、志野などの陶器の場合、ちょっと気を使ってあげないと、カビが生えることがあります。

一度生えると、除去するのは難しいので、カビ対策はきっちりしてあげたいですよね。

 

新品の状態や、久しぶりに使う際に、いきなり箱や棚から取り出して、お酒を注ぐのは危険です。必ず一度、きれいな水に付けて、水分を含ませてください。

これは、乾いた状態の焼物(特に萩、志野などの水を含みやすい陶器)は、大げさですが例えると乾いたスポンジのようなものです。

つまり、触れた水分をどんどん吸収してしまいます。(もちろん目に見えてわかるほど吸収はしませんが・・・)

そんな状態の、乾いた陶器に酒を注ぐと、お酒の成分がたっぷりとしみこんでいきます。

日本酒は糖分等が入っており、水よりもカビが発生しやすい状態になってしまいます。

水を先に染み込ませておくことにより、発生の原因を減らしておくことが出来ます。

 

そして、使用後は、洗っていただき、熱湯で湯通ししてください。そうすることで、乾燥を少しですが早めることが出来ます。

乾燥は、風の通るところや、日が当たるところに、気長に置いてもらうのが良いと思います。

一度水を含んだスポンジが芯まで乾くのに、時間が掛かるように、陶器も1日くらいでは表面のみは乾いても、芯までは乾きません。

少し乾かした程度で食器棚に入れるならまだしも、桐箱に入れるのはタブーです。

また、陶器を乾かす際は、高台が一番乾きにくく、カビが生えやすいので伏せておくこと、と紹介してあるところもありますが、

私は伏せることで、本体の内側が空気に触れず、乾きにくくなることを懸念します。

かといって上向きに立てると高台が・・・

といったことを、意見交換しているときに思いついたのがこのようなアイテムの存在です。

それは、このようなスタンドです。家の物置にあるのを思い出し、実際に置いてみました。

これ、市販されている珈琲カップやタンブラーグラスを収納するためのスタンドなんですが、

高台も内側も、空気に触れぐい呑を乾かすのに最適だと思いません?

最初は、不安定になるかなと心配していましたが、意外なほど安定しました。

これを機会に、皆様がおられる対策や、アイテムがあれば教えていただきたいと思います。今までぐい呑を販売するだけで、満足していた自分がちょっと恥ずかしく、やはりこういったことにも、関心を持っていくべきだと感じました。

いいご意見があれば、是非このブログで紹介してみたいと思います。

 

PS.も、マイぐい呑を乾かす方法に、少し悩んでいたなか、今回の意見交換がまさかこんな思い付きをさせてくれるなんて、ツイッターには感謝するばかりです。

 

 

河井寛次郎のすごさを『鍾渓窯(しょうけいよう)』から考えてみる

陶芸や美術のことに興味がない方でも『河井寛次郎』の名は覚えがあることと思う。

京都の五条坂付近を旅したついでに記念館に立ち寄った、と言う方も多いはず。

 

この河井寛次郎の作品は多くの美術館や百貨店、または古美術店で見る機会があるとは思いますが、その多くは大正13年に英国のスリップ・ウェアに感動を受け『民藝』というものを追い求めた寛次郎の作品ではないでしょうか。

 

ではそれ以前の作品はどうなのか?

僕のような若輩が語るまでもなく皆様ご存知だとは思いますが・・・。

 

大正9年に清水六兵衛の窯を譲り受け、『鍾渓窯(しょうけいよう)』と名付け、英国陶に出会うまでのほんの数年、中国や朝鮮の古陶磁を模範とした作品を製作していました。

 

 

一見すると玳玻盞(13世紀宋時代)のようなこの陶器、31歳(大正10年)の寛次郎の作品です。

裏を見ると・・・

 

 

葉模様になっていて、これは白磁や青磁に見られる形です。

釉薬の技術や造形の基礎はすでにこの若さで完成していたのかと思うほどです。

 

『民藝』という新しい分野を切り開いていった寛次郎のすごさは、この土台があってこそのものだったように思います。

 

どうしても晩年に近い作品が高い評価をされがちですが、この時代の作品にも目を向けてみてください。

寛次郎がどれだけスゴイか、そしてなぜ評価が高いのか、また今までとは違った目線で楽しんでいただけるかと思います。

 

いつか『極』で扱ってみたいものです・・

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奮闘日記

今日は、お客様から掛軸を評価して買い取ってほしいとの依頼があり、大切な品物を拝見してきました。

おばあちゃんから「良いものだから大切にしなさい」と言われてた品物だけどマンションに引越しして掛ける事ができないからと言うことでした。

その品物とは円山応挙の双鯉図で、解りやすい”むずかしいもの”だったんですが

いつも評価をする際は僕なりに、いかにお客様に丁寧にわかりやすく説明して、そして納得してもらえるかを一番心がけています。

それは、評価額がとても高いものであっても、逆に思わぬ安いものであったとしても、お客様にとっては『大切にしてきたもの』であるということ、そして『思い入れや思い出が詰まったもの』であると思ってます。

贋物であったり安い評価であったとしても、納得して売っていただきたいですし、「金額が安いなら家に置いておく」と言う方も多いですがその場合も「思い出の品として大切に持ってもらいたい」という思いで仕事させていただいております。

今日のお客様にはお売り頂くこと出来なかったのですが納得した様子でお帰りいただけたので、良い仕事が出来たなと僕自身思っています。

 

 

北大路魯山人

『魯山人』この名前はおそらく陶芸や芸術に興味がない方でも一度は聞いたことのある名前じゃないでしょうか

今日は魯山人について・・・

というのはいろんなサイトや本でも語られていますので

勝手ながら僕の経験談感想を語っちゃおうかなと思います

 

前にツイッターにも少し書いたのですが

魯山人の作品を売り場に展示していると多くのお客様が「これ私でも作れそう」といいます

はじめの頃はそれを聞いて「何を言ってるんや・・作れるわけないやん」と思ってたのですが

あまりにも魯山人の作品に対してのみ「作れそう」発言をするお客様が多いことに気がつき、注目していると

ほかの作家さんの作品も並んである中、多くの方が魯山人の作品に自然と目がいってることに気がついたのです

プライスの名前を見てではなくあくまでも自然に・・・

 

そしてあの発言が飛び出します

おそらくそう思ったことのある人は多いと思います。では本当に作れそうなものなのか?

僕は実際は難しいように思います。

 

過去の有名作家に似たものを作る作家が数多くいるなか魯山人をまねる作家が少ないこと

そしてもう一つの観点として現実としてこれだけ有名な作家にもかかわらず

ほかの同ランクの作家やそれ以下の作家よりも「贋物」が少ないのです

もしあったとしてもわかりやすいものが多いように思います。

 

この一見簡単そうに見え、技術が必要でないように見えてしまう魯山人の作品は

実は高い技術とそれを超える感性が詰まっている作品であり

人の目を引き付け、そして身近なものに感じさせる雰囲気をもっている

それも魯山人のすばらしさの一つだと僕は思います。

 

 

こだわり

本日はオークションに行き役1000点程の品物の中から『極』で販売出来るものを探しましたが私達の条件に合う価格とクオリティーを満たせるものは数点でした 『極』でご案内する商品は内容と質にこだわっております 頻繁に商品を新規アップ出来ないことも有りますがその点はご容赦くださいませ(^∇^)

ぼんぼり蓋置

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商品アップしています「ぼんぼり蓋置」はひな祭りやこれからシーズンを向かえる桜の花

見の時に見かける雪洞(ぼんぼり)をかたちどったものです。ぜひこれからのお稽古、お

茶会に取り合わせ下さい。

 

『花とやきもの』

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数年前、私がまだ20代半ばのころ、とある場所で『花とやきもの展』

というのを開催したときの写真を紹介したいと思います。

いろんな人に身近に陶芸品を感じていただきたいと思い企画いたしました

上の写真はピーター・カラスという作家さんの水指を利用し花を生けたのですが

このような展示をしてみると自分でも楽しく思えたのを覚えています

 

型にはまらず約束事を守らず、時には思い切った利用をしてみてはいかがでしょうか

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